第8回 南都銀行 女子ホッケー部
聞き手:リッキービジネスソリューション(株) 滝川 秀則

▲ キャプテン 東陽子さん(左)、
副キャプテン 北野裕子さん(右)
(滝川)
女子ホッケー部創部のきっかけ及び歴史についてお聞かせください。
(東さん)
昭和57年、2年後に奈良県での開催を控えた「わかくさ国体」に向けて、当時、天理大学に代表される女子ホッケーチームを社会人にまで広げたいとの県からの要請に基づき、県内企業として是非協力しましょうということから3名にて創部したことがきっかけです。
「わかくさ国体」には、県代表選手を5名派遣し、奈良県選抜チーム優勝に貢献したと聞いています。
また、創部10年目の平成4年には、全日本実業団選手権で初優勝を飾り、平成17年には、全日本選手権で悲願の初優勝を果たしました。 創部以来の主な戦績は、全日本実業団ホッケー選手権大会で優勝3回、準優勝6回、全日本社会人ホッケー選手権大会で優勝3回、準優勝10回、全日本女子ホッケー選手権大会で優勝1回、準優勝5回、高円宮牌ホッケー日本リーグで3位8回と、全国有数の強豪チームのひとつに数えられています。
また、単独チームだけでなく、国体においては奈良県選抜成年女子チームに多数の選手を輩出し、これまでに11回の優勝を飾ったほか、オリンピック選手も輩出する実績を有しています。
(滝川)
銀行業務とクラブ活動との両立におけるご苦労についてお聞かせください。
(北野さん)
私は今年で6年目に入りましたが、入部当初の数か月は練習のある火曜日、木曜日も定時まで業務を行った後に練習をしていたことを考えれば、現在は、仕事を午前中に切り上げ、午後はフルに練習に取り組める環境をいただいており、銀行のご配慮や職場の皆様のご理解に非常に感謝しています。
土日を含めた週4日という練習時間は、他の社会人チームと比べれば多いとはいえないかもしれませんが、限られた時間の中で、それぞれの選手が自覚を持って練習に取り組んでいることから、特にハンディがあるという認識はありません。 当部の創部以来のモットーは"仕事とホッケーの両立"です。メンバー全員が"ホッケー選手である前に一流の社会人であること"という目標のもとに、業務においてもクラブ活動においても"向上心とチャレンジ精神"を発揮できるよう努力してきています。
そういう意味で、苦労を感じるというよりも、企業スポーツを取り巻く環境が益々厳しくなる中で、こうして銀行や職場の方々に理解いただき、暖かい応援、支援をいただいているということへの感謝の気持ちを忘れず、その期待を裏切らないよう日々努めているところです。
(滝川)
女子ホッケー部の地域貢献活動(CSR)についてお聞かせください。

▲ 女子ホッケー部の練習風景

▲ 南都銀行 女子ホッケー部のみなさん
(東さん)
地域貢献といった大々的な活動をしているわけではありませんが、年に2回、中学生を招待し、当行のグランドで「ナント・ホッケースクール」を開催しています。
「ナント・ホッケースクール」は、日頃、土のグランドで練習している中学生にとって憧れの人工芝グランドでプレイできることもあり、毎年開催を楽しみにしてくれています。
また、他県の高校からも交流試合の要請があれば、積極的に参加させていただいています。
こうしたスクールや交流試合を機会に、私たちの試合観戦に訪れてくれる生徒たちも多く、私たちにとっても非常にいい刺激になっています。
今年の2月からは活動報告のチラシを銀行内や試合会場で配布し、女子ホッケー部への関心を高めていただこうと活動しています。その効果もあってか応援して下さる方も増えてきており、今後は、奈良に根ざしたチームとして、地域の方々にもこの活動を拡げていければと思っています。
特に国体では、男女、成年、少年を問わず、ホッケーは奈良県勢が好成績をあげていることから、南都銀行女子ホッケー部の認知度を更に高め、ホッケーを通じて地域が一体になれるような機会ができればと考えているところです。

▲ 激しくボールを取り合う試合風景

▲ 女子ホッケー部の活動報告紙
「HOKEY TIMES」 (クリックして拡大)

▲記念定期預金「なんとde(で)せんと」
(クリックして拡大)
(滝川)
今後、女子ホッケー部として、どのような活動をしていこうとお考えですか。
(東さん)
社会人チームが厳しい環境におかれている中で、こうした恵まれた環境の中でクラブ活動をさせていただいていることに感謝しており、やはり大前提として、試合に勝って、銀行だけでなく奈良県の皆様にも応援いただける実力を備えることが、銀行への最大の恩返しだと思っています。
今シーズンの目標は、9月の社会人選手権と11月の全日本選手権に優勝し、何としても日本一を勝ち取って、日頃応援いただいている皆様に喜んでいただきたい。まだまだマイナーなスポーツですが、私たちの活躍と、地道な広報活動や地域との交流活動を通じて、ホッケーの楽しさや面白さを多くの人達に伝えていくことが私たちの使命だと思っています。
更に、来年は「平城遷都1300年」を祝う大イベントが奈良で行われる予定です。地元で歴史ある強豪チームの天理大学と、お互いに切磋琢磨しつつ、何らかの形でこのイベントに貢献していければと考えているところです。
ちなみに、平城遷都1300年祭を積極的に応援するために当行が発売した記念定期預金「なんとde(で)せんと」の預金証書には、女子ホッケー部のユニホームを着た当行オリジナルデザインの、「ホッケーをする"せんとくん(平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター)"」が描かれており、県外の方々からも大変好評をいただいています。これを機会に、女子ホッケー部が同祭のムードの盛り上げに一役買えれば嬉しい限りです。
2009/07/02 取材)|(2009/07/15掲載)
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